代表あいさつ

【代表あいさつ】

同族会社(ファミリービジネス)専門ファシリテーターの不破光智弘です。
私はこれまで多くの同族会社を支援する業務にあたってきました。

そんな私自身も、同族会社を営む家族の中に育ち、社会人として短いサラリーマン生活を経て、家族との同族会社に入りました。

当時は、家族=経営陣という状況の中、両親・兄弟との関係構築と事業推進の両輪を、当時の自分なりに試行錯誤し実践しました。それは家族全員、同じだったと思います。
そんな中、時には業績を伸ばしたこともありましたし、また私の未熟さから体調を崩したり、家族の間で気持ちのすれ違いも経験しました。

その後、私は家族との会社から離れ、コンサルタントとして企業を支援する側に立つこととなりました。心理学や組織構築などを学んだあと、縁のあった中小企業の経営をサポートする中で、それまでの経験から得た信頼関係の創り方、コミュニケーションの方法を活かしつつ、組織内の相互理解と関係づくりのお手伝いをしてきました。

そして今、人生の折り返しの時、自分のこれまでを振り返ってみて、私は生まれ、育ち、経営者としての経験、コンサルとしての仕事、そのほとんどが同族会社、ファミリービジネスの中にあったと改めて自覚しました。そして、そうであるならば、これからの人生においては、より専門的に同族会社の支援をしようと決めました。また、やるのであればできるだけ広くお役に立ちたいとも。

そう決めた時、子供の頃、家の手伝いとしてやったこと、社会人になって仕事としてやってきたこと、コンサルタントとしての経験、上手くいったこと、失敗したこと、その一つ一つが繋がって線となり、次には面になり拡がっていく、そんな生きていく筋のようなものが見えた気がしています。

私がこれまでの経験の中で、掴んだ言葉に「団欒(だんらん)」というものがあります。
それが欠けているとき、私自身の会社経営の中でも、うまくいかずに苦しんだことを思い出します。
またクライアントの会社さんでも、経営に関わる家族同士、親族外の幹部、社員さんとの間で、心からの対話を避けた時ほど、その後に失ったものの大きさを目の当たりにしました。

そして、その余波は、中長期にわたり、様々な形となって、その会社と家族に影響を与えていきました。
ただ、心からの対話を避けるには(それが意識、無意識にかかわらず)理由があり、そこにこそ、同族会社の難しさの一つがあります。それは、私自身が家業に携わっていたときも、全く同じでした。


そして、そのような渦中にある時、冷静、かつ客観的な視点から助言や問いかけをくれる存在がいてくれたら、どれだけ助かったであろうか、と。

 それに気付いた時、これから出会う方々に、無用な苦労をして欲しくない、と思いを新たにしました。
「団欒」とは、和気あいあいとしただけのゆるいものではありません。視点や意識の違いからくる「対立」や「葛藤」をむしろ歓迎して扱い、時には遠慮なくぶつかり合い、その中から深い信頼関係を築き、新しいものを創造していくエネルギーを産み出していけるような「関係性」と、その「場」のことを指します。

団欒の持つ力をお伝えし、団欒を再生・創造するお手伝いすることで、同族会社の支援をしていきたいと思います。代々続いてきた同族会社の経営がうまくいきますように、そこに関わる一人でも多くの人に喜んでもらえますように、精進していきたいと思います。

【保有資格】
・FBAAファミリービジネスアドバイザー資格認定証保持者
・事業承継士

・NPO法人 日本交渉協会 認定 交渉アナリスト補
・ICF認定 Global Coaching Institute コーチトレーニング101修了


【略歴】
・早稲田大学文学部卒業
・イオン株式会社
・ワンステップコーポレーション株式会社取締役
・株式会社いまじん白楊 社長室室長
・経営コンサルタントとして独立(個人事業)
・トゥデイワールドワイド株式会社設立